非情ボタン

　K-netで一緒のMさんが「エレベーターの”非常”ボタンって、耳の聞こえない方にとっては”非情”ボタンなんですよね」と・・・　緊急連絡先から”大丈夫ですか？”って聞かれてもわからないし、確かに非常なのに伝えられないというこの非情さ。

「非常時に聴覚障害の人でも応答状態が確認できるように、インターホンの呼出中や応答中を知らせる応答状態表示機能を用意した。従来は、非常時にインターホンボタンを操作しても、聴覚障害の人には応答状態の確認が困難だが、インターホンの呼出中／応答中をボタンの点灯点滅と、文字点灯にて表示することにより、状態が把握でき、不安感が軽減する。」
出展元：バリアフリーに配慮しエレベーターをモデルチェンジ

「応答灯（聴覚障害者対応仕様）　かご室内のインターホン呼び出しボタンを押した時に、外部からの応答があるとランプが点灯します。耳の不自由な方にやさしい機能です。」
出展元：三菱エレベーターリニューアル「ELEMOTION」

「非常呼びボタンを押すと点灯し、応答があるとボタンが点滅になり、インターホンが使用できることをお知らせします。」
出展元：東芝マシンルームレスエレベーター

その有効性はわかりませんが、意識はされているようですね。ただ非常時はより詳細の情報がほしいだろうし、こちらの状況もきちんと伝えたいはず。上記の配慮ではかなり不安が残りますね。


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