2008年 05月 24日
フンデルト・ヴァッサーと日本
|
この写真は、フンデルト・ヴァッサーによる版画の一部。彼はもともとアーティストだったんですよね。版画に「百水」という判が捺されていますが、これは彼の名前を日本語に訳したもの。フンデルトは「百」、ヴァッサーは「水」という意味のようです。因みに隣に捺されている「豊和」は版画士のモノ。
この作品が作られた1980年代。当時、日本の版画技術は世界でトップクラスだったようです。ヴァッサーが表現したいことを支える技術が、当時の日本にはあったのでしょうね。
出典元:関西 観光スポット
大阪市此花区にある舞洲工場(ごみ焼却場)(上写真)は、フンデルト・ヴァッサーが手がけたもの。外観の造作にかなりの費用がかかり、”税金の無駄遣い”と揶揄された建物です。「自然との共生」を「合理主義を否定する」ことから展開していますが、こうした一面もあるということです。
関連エントリー
・大阪市環境局 舞洲工場(見学出来るようです)
・フンデルト・ヴァッサー 自然との共生 「緑化」
・フンデルト・ヴァッサー 環境への配慮 「リユース編」
・フンデルト・ヴァッサー 人間の尊厳の回復 「平坦でない床」
__
応援のクリックを!
投稿一覧はコチラ
by isoamu
| 2008-05-24 10:39
| オーストリア