観察から得られるもの
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ユーザーによる工夫を見逃さず観察することで、アイデアのきっかけを得られることがある。同時にそれはその製品に対する不満点が露呈していることでもある。
上の写真は、爪の長い女性がボタン押下時に”爪が当たって操作しにくい”ということで、ボタンに立体のシールを貼り付けているものだ。携帯は薄さの追求が進み、益々スイッチはフラットになる一方だから、こうしたことを感じる場面も多くなってくるだろう。

出典:東芝 A5509T
このスイッチは使いやすいと感じた。大きな表示もあいまって非常に好印象だ。

しかし不思議なことに我々日本人より手の大きい北米/欧米人に、これら極めてスイッチが小さいスマートフォンが普及しているというから理解に苦しむ。スマートフォンに限らず、北米/欧州向け携帯はすべからく、スイッチは小さく押し難い。
使いやすさもターゲットの嗜好毎、提供すべきモノは変わってくるということか。いやいやこれは不満に思いながらも我慢して使っていると考えるべきか。



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