2007年 12月 31日
技術の特質がうまく活かされたコンテンツ
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出典(写真掲載先):太陽系のそと|銀河系
先日、ひょんな所でお会いした西村さんが主宰する「リビングワールド」の商品。とっても穏やかな話口調ながら物事の本質を捉える思考には感心させられっぱなしでした。
ガラスにレーザー加工したお土産・記念品(上写真)は以前から知っていたのですが、3Dであることと、点描であることにあまり必然を感じませんでした。しかし、西村さんのこの作品はレーザー加工の特質が大変うまく活かされてますよね。3Dである必然、点描である必然がうまく展開されたコンテンツだと思います。
「制作の動機は「銀河系を立体で見たい!」。図鑑などで見る銀河系は平面。それを四方から眺めてみたかった。」
出典:太陽系のそと|銀河系
メーカーにいますと”技術をどう活かすか”と思考する場面が多いのですが、本来であれば、表現したいことがあって、それから必要な技術を探るのが”必然”かもしれません。
そうそう、西村さんは「自分の仕事をつくる(出版社: 晶文社)」の著者でもありますね。
私も随分と前に拝読させて頂いたのですが、なにかグサグサといろんなことを突きつけられたような印象でした。「仕事をつくる」というよりは「働き方をつくる」の方があってますかね。普段、意識の底に押しやっている事を再認識させられる本です。
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by isoamu
| 2007-12-31 13:56
| デザイン全般