MUJI AWARD 02 落選作品

MUJI AWARD ０２

入選作品はコチラを見て頂きたいと思いますが、ここでは落選作品２点をご紹介します　(￣∇￣;)

公募テーマは「RE」
「Re-think、Re-use、Re-design・・・　
Reがもたらす発想や着想を身近なもので表現してください」　というものでした。

１）　足跡体重計　MUJI提出資料


表面に覆われた低反発ウレタンにより”足跡”が残るというもの。

通常の体重計は体の重さを”数字（kg）”で表しますが、これは”数字”ではなく”形”の変化で体の重さを表すというもの。”つい載ってみたくなる”　”形の変化で体重を感じる”　など体重計と人との関わりを捉えなおした（＝Re）つもりだが、いかがだろうか。

２）　温暖度計　MUJI提出資料

消費電力の累積を”温度計”風に表示するというもの。

各家庭には屋外に「電力量計」が設置されていますが、たまに”カウンター”や”回る指標”を見ると電力消費を身近に感じることがないだろうか。とするならば、家庭の中に持ち込み（＝Re）、普段の生活の中で電力消費を感じられるツールとして捉えなおしてみてはどうだろう。そして、電力消費を”カウンター”や”回る指標”で表すのではなく、”温度計”風に表せば、地球温暖化に対する意識が普段の生活の中に定着されないだろうか。

いずれも私めの作品ですが、冒頭に説明したように見事落選いたしました。(´＿｀｡)

良品計画の金井取締役の講演に参加したことが応募のきっかけ。今の生活に対する価値観を捉えなおそうとしている姿勢に共感し、何かしら私なりの提言をしたかった。もっとエモーショナルな面もあっていいのではと考え、素材の機能自体を楽しむ商品（→足跡体重計）。そして、地球環境に対する意識を定着させられるような啓発的な商品（→温暖時計）を考えてみた。で、この様でした。実はサローネ展示もきっかけの一つ。

金賞受賞作品　審査員も絶賛していますが、この胸にストンと落ちる感じがいいですね。見た瞬間に理解できるというのは大切ですね。

私のは、ちょっとひねり過ぎでしょうかね。
ご意見頂けるとうれしいです。


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