筆談に残されたデザインに対する想い
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転職した耳の聞こえない友人を励ます目的で自宅で催したパーティー
その友人と私の同僚の筆談メモが残っていた。なかなか熱い思いをやりとりしていたようだ。
「不便でないことは幸せなのかな? 俺はNO」
「売れるデザインとおもしろい/楽しいデザイン 違うよね?」
「正直・・・ 自分はデザインしたいのではない気がしている」
「物を作り出すのではなく、戻る、馴染む、とけこむ そのために何が出来るのか? 自分はデザインも一つと思うが・・・」
「原点って何かを探してた」
「畑で土を耕す。土の香りを感じる。やすらぐ 工業製品にこの感覚はない」
筆談は、その場のコミュニケーションのためだけでなく後から振りかえられるツールでもあったんですね。 この「会話が残る」という感覚、おもしろい。




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