2007年 08月 25日
コンセプトモデルの意義
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今年のミラノサローネで発表されていた
三井不動産レジデンシャルのコンセプトモデル「つなぐ~TSUNAGU~」
Good Design Presentationでも展示されていましたね。
今後、このコンセプトモデルの考え方やアプローチの幾つかが、この秋以降に発表される”実際”のマンションに展開されるという。
これまさしく”モーターショー”で展示されている”コンセプトカー”と同じ役割ですよね。最終の商品外観ではなく、多少モディファイしたものを製品化前に発表し、広告効果を狙うというもの。そして、ユーザーの評判によっては製造ロットを調整することもあるのでしょう。おそらく、最終の商品外観は既に決まっていて、粛々とリリースに向けて準備を進めているのでしょうね。
因みに「au」でも同じような戦略がとられていますが、こちらはかなり大胆です。おそらくコンセプトモデル発表時には全くの白紙状態。評判が高い場合においてのみ、商品化を検討する。考えれてみれば、これは在庫リスクを最低限に抑えられる新しいビジネスモデルともいえますね。
今後も様々な業界で、こうした取組みは広がるでしょう。
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by isoamu
| 2007-08-25 22:20
| デザイン全般