2007年 07月 07日
答えはクライアントの中にある
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新しい企画に出会い、そしてデザインの切り口を見つけ出したい時に、クライアントからなんとしても引き出したいのがコレ↓
この企画の「肝」は何か?
これが意外と明確でないケースが多い。クライアントは日々の膨大な情報の中に埋もれ、焦点を絞りきれなくなっているのが常。デザイナーと対話するときは、改良すべき対象がハッキリしているようで大方曖昧(もちろんプロダクト外観か、UIか程度は分かっているが、更にその先)、「何とかしたい」という思いだけが先行している。日程に押され、具体物が必要になりデザイナーと対話をしたが、その前に整理すべき内容があることに気づくこともある。対話をしていくと、プロダクト外観の前に、コンセプトそのものを定義する必要があることも多い。
そして、こうした対話の中から「方向性を見つけられる」ことが多い。そして、その場でクライアントが腑に落ちるキーワード、具体案を口頭でもいいから提示し、共感を得られれば、もうデザインは決まったようなもの。
クライアントにも様々なキャラクターがある。単純に「問う」ていくだけでいい場合もあるし、婉曲的に引き出さざるを得ない場合もある。時には対話をする場所自体を変える必要もある。
デザイナーにとっては、コミュニケーション能力は不可欠なのだ。
インハウスデザイナーでありながら、社内の人間を「クライアント」と表現するのもどうかと思うが、我々も常に競争の中にある事を意識すべき。クライアントにとって、インハウスデザイナーは選択肢の一つ。インハウスであること自体に様々なメリットはあるが、それ以上の価値を提供していくべきだと思っている。
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これが意外と明確でないケースが多い。クライアントは日々の膨大な情報の中に埋もれ、焦点を絞りきれなくなっているのが常。デザイナーと対話するときは、改良すべき対象がハッキリしているようで大方曖昧(もちろんプロダクト外観か、UIか程度は分かっているが、更にその先)、「何とかしたい」という思いだけが先行している。日程に押され、具体物が必要になりデザイナーと対話をしたが、その前に整理すべき内容があることに気づくこともある。対話をしていくと、プロダクト外観の前に、コンセプトそのものを定義する必要があることも多い。
そして、こうした対話の中から「方向性を見つけられる」ことが多い。そして、その場でクライアントが腑に落ちるキーワード、具体案を口頭でもいいから提示し、共感を得られれば、もうデザインは決まったようなもの。
クライアントにも様々なキャラクターがある。単純に「問う」ていくだけでいい場合もあるし、婉曲的に引き出さざるを得ない場合もある。時には対話をする場所自体を変える必要もある。
デザイナーにとっては、コミュニケーション能力は不可欠なのだ。
インハウスデザイナーでありながら、社内の人間を「クライアント」と表現するのもどうかと思うが、我々も常に競争の中にある事を意識すべき。クライアントにとって、インハウスデザイナーは選択肢の一つ。インハウスであること自体に様々なメリットはあるが、それ以上の価値を提供していくべきだと思っている。
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by isoamu
| 2007-07-07 15:07
| デザイン全般