2007年 05月 29日
無印の良心
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株式会社良品計画 金井取締役の講演にて、印象に残った言葉を残しておきます。
「自分たちから語らない。感じてもらう」
「浪費社会に対するアンチテーゼ」
「いつも僕たちは生活の豊かさって何?ってことを話している」
「空間と行為とモノの関係をRe:design」
「MUJIは”考え方”を商品にしよう」
「これ”が”いい ではなく、これ”で”いいを目指そう」
「これ”で”いい を妥協、あきらめではない これ”で”いい にしよう」
「これ”で”いい を妥協、あきらめでなくするのに デザインを使う」
「アイデアは情報と情報の組み合わせ」
「世界地図の読み方・・・日本はあらゆる文化を受け入れてきた」
「西洋(細分化)と東洋(統合的)」
「世界合理価値」
「地球規模の環境問題、日本の美意識、本当の豊かさ」
「普段の生活の中にひっそりと存在する美しさ」
そして、故田中一光氏の言葉
「簡素が豪華に引け目を感ずることなく、その簡素の中に秘めた知性なり感性なりがむしろ誇りに思える世界、そういった価値体系を拡めることができれば少ない資源で生活を豊かにする事ができる。」
無印のやっていることは、今のライフスタイルに対するアンチテーゼであり、日本の文化の再構築なんだと思う。
そして、こうした「本質的な問いかけ」と「利益市場主義の企業活動」との狭間にあって、これから自分たち自身を、どう「RE」出来るかが大いなる挑戦なんだと思う。
MUJI AWARD COMPETITION 02 「RE」
「モノ」ではなく、「仕組み」「システム」にまで対象を広げるとおもしろくなりそう。
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by isoamu
| 2007-05-29 00:05
| デザイン全般