2007年 04月 07日
コミュニケーションの見える化
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「感じるプレゼン」の中のコラム「聞こえないことってどういうこと?」
このコラムを読んだ歯科衛生士の方から「聴覚障がいの患者さんとのコミュニケーションについて、いろんなことを気づかされた」との感想を頂いた。
以前は、聴覚障がいの方とのコミュニケーションには「手話」が必要だと思っていたようだ。しかし、「手話」がわかる人は、聴覚障がいの方全体の約15.4%しかいない。
実は、「手話以外のコミュニケーション方法」がある。
紙や空間などに文字を書いて伝える「筆談」。最近は「書くよりキーボード入力の方が速い」ということで「PC筆談」なんていうのもある。「読話」が出来る聴覚障がいの方に対しては、口の動きをはっきり見せることで伝わることもある。病院で使う用語をイラスト化し、それを指で指してコミュニケーションをとる方法もある。そして、ジェスチャー、表情、絵を描くなど 相手に「見える化」することで何とか意思疎通は出来るものなのだ。
考えてみれば、言葉の通じない外国でのコミュニケーションは、まさに「見える化」していないだろうか。ジェスチャーたっぷりで、指差し、言葉以外のありとあらゆる表現手段を使ってコミュニケーションしている。一生懸命さが相手に伝わるのか、親切に対応してくれたりする。
普段から「ジェスチャーたっぷりに話す人」がいるが、話の内容以外に、なにか「気持ち」が伝わってくるような気がする。
「見える化」は、聴覚障がいの方とのコミュニケーション手段のみならず、自分の気持ちを伝える有効な手段なのではないだろうか。
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考えてみれば、言葉の通じない外国でのコミュニケーションは、まさに「見える化」していないだろうか。ジェスチャーたっぷりで、指差し、言葉以外のありとあらゆる表現手段を使ってコミュニケーションしている。一生懸命さが相手に伝わるのか、親切に対応してくれたりする。
普段から「ジェスチャーたっぷりに話す人」がいるが、話の内容以外に、なにか「気持ち」が伝わってくるような気がする。
「見える化」は、聴覚障がいの方とのコミュニケーション手段のみならず、自分の気持ちを伝える有効な手段なのではないだろうか。


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by isoamu
| 2007-04-07 14:15
| ユニバーサルデザイン