2007年 04月 05日
障害の方のツールはインスピレーションになりうる
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「手話」について
「手話」は象形文字に近い。何かしら「ものの形」をかたどったものが多い。最近、カミさんが憶えて来た「地名」の手話がなかなかどうして微笑ましかった。

↑ 「千葉県」の意 「千葉」の「千」を表している。

↑ 「埼玉県」の意 「埼玉」の「玉を愛でている様子」を表している。
このように何かをかたどることで、ビジュアルなコミュニケーションを可能にしているが、これが思いもかけなかったコミュニケーションを生み出しているようだ。
耳の聞こえない方で手話が出来る方(聴覚障がいの方、全員が手話が出来るわけではない。中途失聴者の方は手話のマスターに苦労されている)同士では、、、
・講演聴講中にこっそり席の前と後ろで会話
・電車など窓ガラス越しで会話
・雑音の中でもらくらく会話
・風邪をひいていて声が出せないときでも会話
・道路越しに会話
・スキューバダイビング(海の中)でもらくらく会話
このように手話は様々な場面で活用出来るツールなのである。
これは何も耳の聞こえない方だけに使わしておくのはもったいない。そして私の妻ははまってしまい、今では手話教室に通っている。
こうして考えると、障がいの方のツールも、視点を変えれば、新たな価値/用途を生み出すものとして捉えられないか。言い換えれば、新たな発想を得るためのインスピレーションになり得るのではないだろうか。
TOTOのウォシュレットも元々は福祉機器だったときく。出始めのころは「本当に使うのか?」と違和感も感じたが、今では、当たり前に使う道具に変わってきている。イノベーションはこんなところからもくるかもしれない。
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「手話」は象形文字に近い。何かしら「ものの形」をかたどったものが多い。最近、カミさんが憶えて来た「地名」の手話がなかなかどうして微笑ましかった。

↑ 「千葉県」の意 「千葉」の「千」を表している。

↑ 「埼玉県」の意 「埼玉」の「玉を愛でている様子」を表している。
このように何かをかたどることで、ビジュアルなコミュニケーションを可能にしているが、これが思いもかけなかったコミュニケーションを生み出しているようだ。
耳の聞こえない方で手話が出来る方(聴覚障がいの方、全員が手話が出来るわけではない。中途失聴者の方は手話のマスターに苦労されている)同士では、、、
・講演聴講中にこっそり席の前と後ろで会話
・電車など窓ガラス越しで会話
・雑音の中でもらくらく会話
・風邪をひいていて声が出せないときでも会話
・道路越しに会話
・スキューバダイビング(海の中)でもらくらく会話
このように手話は様々な場面で活用出来るツールなのである。
これは何も耳の聞こえない方だけに使わしておくのはもったいない。そして私の妻ははまってしまい、今では手話教室に通っている。
こうして考えると、障がいの方のツールも、視点を変えれば、新たな価値/用途を生み出すものとして捉えられないか。言い換えれば、新たな発想を得るためのインスピレーションになり得るのではないだろうか。
TOTOのウォシュレットも元々は福祉機器だったときく。出始めのころは「本当に使うのか?」と違和感も感じたが、今では、当たり前に使う道具に変わってきている。イノベーションはこんなところからもくるかもしれない。


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by isoamu
| 2007-04-05 00:34
| ユニバーサルデザイン