画面を見ずとも使える携帯

視覚障がいの方は、当然のことながら音声など視覚情報に頼らず携帯を使用している。ドコモの「らくらくホン」は「メール読み上げ」など　視覚障がいの方が使うことを想定した機能を有している。

これに関連して北米での面白いニーズを聞いた。

アメリカ人は「運転中に使用できる携帯電話を欲しいと思っている」というのだ。非常に悪い習慣、また危険ではあるが、皆が運転中に電話で話しているそうだ。

そこで、冒頭に紹介した「視覚障がいの方に向けた機能」が利用できないだろうか？
音声、あるいは一つのボタンの押す回数など、視覚に頼らないインタフェースで操作できる携帯があれば、運転中でも操作可能ではないか？

障がいの方への配慮が、新たな価値を生み出す。
先日、H先生と「ユニバーサルデザインはインスピレーションだ」と話していたことを思い出す。


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