2007年 02月 12日
そもそもLOHASとは?
|
Career Cafeで「プレゼンテーション」をテーマに講演(4/18)をさせて頂くことになりました。参加は自由との事(参加費3,150円)案内が公開され次第、ご希望の方は是非。
障がいの方から気づかされたプレゼンのノウハウ 「感じるプレゼン」
障がいの方にうまく伝えるためには、そもそも「どんな障がいなのか?」を知ることから始まります。これは通常のプレゼンでも同じこと。聴衆のレベル、知識、そして期待している事などを事前に想定できるかどうかで伝わり方が変わってきます。
プレゼンテーション、ひいてはコミュニケーションをうまく行う為の肝は「相手のことを知ること」から始まる。そんなことを伝えたいと思っております。
さて講演内容の打ち合わせで出てきた話題「LOHAS」について
解釈に幅があり、果たして本当に環境に配慮しているのか?と疑いたくなるものもLOHASと定義されています。しかし、このムーブメントの仕掛人は「少しでも環境を考えるきっかけになれば良い」として、解釈の整備には拘っていないようです。
この割り切り方、理解出来ます。
しかし、私が日本のユニバーサルデザインに対して感じている「違和感」が重なります。
ユニバーサルデザインの理念は非常に崇高で、成し遂げることが出来ないほど困難な目標です。そこを安易に多少の配慮製品・サービスでもユニバーサルデザインと定義するのは、目指すべき理念を骨抜きにしかねないのではないでしょうか。結果、安易な達成に満足してしまう傾向に繋がってしまう。
私は、個々の製品を指してユニバーサルデザインと表現するのではなく 「ユニバーサルデザインを目指した開発プロセス」などのように、活動/プロセスに対して表現する方が望ましいと思っています。
さてLOHASにおいても、ユニバーサルデザインと状況は同じ。単なる流行で終わらせないために「そもそもLOHASとは?」という議論がいずれ必要になってくると思います。
気に入って頂けましたらクリックを! ランキングの得票になります。
by isoamu
| 2007-02-12 02:00
| 他