五感を刺激するデンマークのデザイン
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先日、知人から「掲載されているデンマークの事例自体にも価値がある」「福祉の領域でデンマークは有名。しかしハードの観点で取り上げた例は少ない」そして「なぜもっとデンマークの事を伝えようとしない!」とのアドバイス。ここで改めて拙著に掲載しているデンマーク関連情報を幾つかご紹介したいと思います。
1、色で経路を認知させる
デンマークのバス停。この色はバス自体にも展開されています。

2、色で入り口を認知させる

3、完全フラットでアクセスできる
車いすのみならず、普段から自転車、乳母車がいたるところで見られる国。バス、電車どこでもガンガン入ってきます。

4、景観に配慮した点字ブロック
色弱の方にはどうか?と思いますが。コペンハーゲン駅の事例は感嘆しました。凹凸のタイルを組み合わせて点字ブロックの存在自体も隠しています。

5、明るさで空間を認知させる
目が見えなくても、明るさだけは感じられる方がいます。そんな方にむけて、空間の違いを明るさで伝えようとしている事例

6、足音(床材の違い)で空間を認知させる
目が見えない方に向けたちょっとしたお遊び。部屋が変わったことがわかって楽しいそうですよ。

7、傾斜で階数を認知させる
車いすの方に向けたちょっとしてお遊び。車いすの方は、この橋げたの微妙な傾斜を感じるそうです。

もっとご覧になりたい方
他の事例は「感じるプレゼン」に掲載されてます。是非、お手にとってみてください。