2007年 01月 14日
数字では語れない価値
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1/11付日経 「米アップル、iPod付携帯発表」
「利用者にとっては、iTunesStoreとの連携機能が大きな魅力といえそうだ。~中略~ フィンランドのノキアなども音楽再生など端末自体の機能改善を進めており、音質などはiPhoneと同等だとみられるが、楽曲が400万曲、映画が250万種類などiTunesStoreの豊富なコンテンツを手軽に取り込める携帯はiPhoneだけだ ~」
違う違う、違うんだって。
iTunesStoreとの連携は大したことなくて、Appleが最もポイントとしているのは、「User Interface」 これが大きな魅力なんですって。
どうしても、コンテンツの量、スペックの数など定量的に商品価値を図ろうとする。結果、誰にも使われないリッチな機能が搭載されることになる。そして、使いにくくなる。日経は、基本的に供給側視点で書かれている。日経としては読者層のニーズに合わせているからいいのだけれども、商品を生み出す側は、ユーザー視点を意識しないといけない。
Appleは、ここがブレませんね~
Macworld 2007:スティーブ・ジョブズ キーノート
2005年 世界出荷台数
デジタル音楽プレーヤー・・・6000万台(*iPod 2800万台)
PC・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1億9500万台
携帯電話・・・・・・・・・・・・・・・・8億2550万台
さて、iPhone どれくらい伸びますかね。
*直接比較できるデータがなかったので、私の推察
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by isoamu
| 2007-01-14 14:26
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