「語り」で「絵」を描く
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朗読でしょうか、感情を込めて物語を読んで聞かせてくれることです。
以前、「目の見えない方」の「語り」を聞く機会がありました。その方は点字を読みながら、とても感情を込めて私たちに物語を語ってくれました。目を閉じたとき、頭の中に鮮明に『イメージ』が膨らんだ事がとても印象的でした。
その方は、6歳の頃に失明したといいます。小さい頃は、絵を書くのが大好きだったそうで、失明した時は『もう絵がかけない』と残念でならなかったといいます。
偶然、学校の文化祭で声優の「語り」を聞く機会があり、その時に、「言葉は心の中にイメージを広げることが出来る」 そして、自分は「絵はかけない」けれども、言葉で「聞く人の心の中に絵が書ける」と考え、「語り」をやりはじめたそうです。
物事は捉え方次第で、いろんな可能性が広がりますね。 あのときの「語り」を思い出すと、また鮮やかにイメージが広がってきます。
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