2006年 12月 17日
どういったデザイナーになるか?
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デザイナーとしての「柔軟性」と「専門性」の話。
会社に入って十数年。プロダクトデザイン、インターフェースデザイン、フォトサービスのソリューション提案、要素技術を活用した先行開発デザイン、調査プランニング、ユーザビリティ評価体制構築。最近ではワークショップのインストラクターなど 本当に様々な領域を担当させて頂いた。本当に感謝している。
この経験を通じて、どんな依頼でもある程度は対応できる自信はある。一方で「私にしか出来ないことは?」「私にしか頼めない事は?」と自問自答もしている。仮にインハウスデザイナーではなく、独立したとすると「何でも出来る」はあっという間に過当競争に巻き込まれるだろう。作業を細かく見られ買い叩かれるだけだ。かと言って「特定の分野だけ極めるべきだった」とも決して思っていない。
幸運にも本を出版するチャンスも得られた、私の唯一の強み「プレゼンテーション」(「感じるプレゼン」出版元:UDジャパン)
これはそもそも先行開発デザイン、ユーザビリティ評価体制構築業務の中で、必要に迫られプレゼンを行っている内に得られたノウハウの集積だ。そして通常の業務とは離れて活動していたユニバーサルデザイン関連のアクティビティとうまく結びついた結果なのだ。
こうして見ると、やはり若いうちは様々な経験を積み、自分自身を活かせる領域を見つけるよう努めたほうがいい。自分が頭で考えた「やりたい事」と 自分自身が「発揮できる事」とは必ずしも一致しないものだ。また更に言えば、頭で考えたことは、大方、誰かが既にやっている。思わぬめぐり合いで得られたものが、他者に対してアドバンテージを持ちうるのだ。
「柔軟性」と「専門性」
結局の所「どちらにすべき」という話ではない。両方必要なのだ。あとは自分自身のステージに合わせてプライオリティを変えていくか、または常にこれらを意識していけば両方備わるのではと思っている。
私の今のステージからすると、これからは一定の領域にフォーカスすべきと思ってる。今迄は様々な経験をさせて頂いた。そして私なりの考え方も出来るようになってきた。これらを踏まえ「自分自身の得意分野」を徹底的に深堀し「私にしか出来ないこと」「私にしか頼めないこと」を作り上げていきたい。
この領域におけるONLY ONEになろうと思う。
会社に入って十数年。プロダクトデザイン、インターフェースデザイン、フォトサービスのソリューション提案、要素技術を活用した先行開発デザイン、調査プランニング、ユーザビリティ評価体制構築。最近ではワークショップのインストラクターなど 本当に様々な領域を担当させて頂いた。本当に感謝している。
この経験を通じて、どんな依頼でもある程度は対応できる自信はある。一方で「私にしか出来ないことは?」「私にしか頼めない事は?」と自問自答もしている。仮にインハウスデザイナーではなく、独立したとすると「何でも出来る」はあっという間に過当競争に巻き込まれるだろう。作業を細かく見られ買い叩かれるだけだ。かと言って「特定の分野だけ極めるべきだった」とも決して思っていない。
幸運にも本を出版するチャンスも得られた、私の唯一の強み「プレゼンテーション」(「感じるプレゼン」出版元:UDジャパン)
これはそもそも先行開発デザイン、ユーザビリティ評価体制構築業務の中で、必要に迫られプレゼンを行っている内に得られたノウハウの集積だ。そして通常の業務とは離れて活動していたユニバーサルデザイン関連のアクティビティとうまく結びついた結果なのだ。
こうして見ると、やはり若いうちは様々な経験を積み、自分自身を活かせる領域を見つけるよう努めたほうがいい。自分が頭で考えた「やりたい事」と 自分自身が「発揮できる事」とは必ずしも一致しないものだ。また更に言えば、頭で考えたことは、大方、誰かが既にやっている。思わぬめぐり合いで得られたものが、他者に対してアドバンテージを持ちうるのだ。
「柔軟性」と「専門性」
結局の所「どちらにすべき」という話ではない。両方必要なのだ。あとは自分自身のステージに合わせてプライオリティを変えていくか、または常にこれらを意識していけば両方備わるのではと思っている。
私の今のステージからすると、これからは一定の領域にフォーカスすべきと思ってる。今迄は様々な経験をさせて頂いた。そして私なりの考え方も出来るようになってきた。これらを踏まえ「自分自身の得意分野」を徹底的に深堀し「私にしか出来ないこと」「私にしか頼めないこと」を作り上げていきたい。
この領域におけるONLY ONEになろうと思う。
by isoamu
| 2006-12-17 01:56
| デザイン全般