2006年 12月 13日
グルンドヴィ記念教会 at DENMARK
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デンマークのことも少しづつ紹介していこうと思います。
彼らの国民性を背景にどのようなモノづくりがされてきたかを私なりに解釈していきます。
写真にあるのは「グルンドヴィ記念教会」 デンマークの北西、ポ・ビヤアオ郊外にあります。
カミさんと一緒にいったデンマーク旅行の中でも、非常に印象に残っている一つです。
デンマークは、そもそも資源の少ない国で「いかにその中で工夫して生活をしていくか?」を意識している国民性があります。最近ですと、風力発電の技術開発に国を挙げて取り組み、今では風力発電で得られた電力を近隣諸国に売っているほどです。
この教会も、こうした国民性を背景に作られたものであるといえます。
デンマークは石のない国ですから、外観は石の代わりに「白煉瓦」を600万個使って構成されています。
これが、なんともサイバティックな印象をかもし出していると思いますか?
結果的に極めて合理的な方法だといえるかもしれません。石を削って形作るアプローチではなく、積み上げて形作るアプローチは、左右対称形状などコントロールしやすい面があったと思います。
by isoamu
| 2006-12-13 01:17
| デンマーク