2006年 12月 05日
審美性と操作性の両立
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不毛な議論になりがちなテーマ
アピアランスデザインとユーザビリティデザイン
U-site 黒須教授のUser Engineering Lectureの記事
まず製品によって、審美性と操作性のプライオリティは変わってくる。 審美性が商品価値の大半を占めるものは操作性のプライオリティを下げるべきだし、逆もまたしかり。 ただ難しいのは、両方を高い次元でバランスをとらないといけないケースだ。
(製品開発初期段階にどちらにプライオリティを置くのかを共有すべき。理想は確かに審美性と操作性の両立だし、デザイナーはそれに向けて努力すべきだが、現場レベルではコスト、納期の影響も大きくどちらにするかの二者択一が必要な場面がある。その際の判断基準を合意しておくべきだ)
黒須先生は、デザイナーとユーザビリティを同じ部署で、且つ、同じマネージメント下に置くべきと展開している。しかし、このマネージメントが一番難しい。残念ながら黒須先生の論理展開は、この部分を暗黙知に委ねたまま終わっている。
ただ、実は納得感がある。 方法論など確立しようもないのだ。
製品毎、サービス毎、チーム毎、開発はそれぞれまったく事情が異なる。通り一辺倒で適応しきれるものではない。(設計部門に対するボトムアップの場合は別。デザイン部門とは問題のレベルが異なる)
運用を決めるしかないのだ。
審美性と操作性、そして、それらを含めたトータルな商品性を考慮し最終的に判断するディレクターを設置するしかない。責任の所在をはっきりさせる事だ。
アピアランスデザインとユーザビリティデザイン
U-site 黒須教授のUser Engineering Lectureの記事
まず製品によって、審美性と操作性のプライオリティは変わってくる。 審美性が商品価値の大半を占めるものは操作性のプライオリティを下げるべきだし、逆もまたしかり。 ただ難しいのは、両方を高い次元でバランスをとらないといけないケースだ。
(製品開発初期段階にどちらにプライオリティを置くのかを共有すべき。理想は確かに審美性と操作性の両立だし、デザイナーはそれに向けて努力すべきだが、現場レベルではコスト、納期の影響も大きくどちらにするかの二者択一が必要な場面がある。その際の判断基準を合意しておくべきだ)
黒須先生は、デザイナーとユーザビリティを同じ部署で、且つ、同じマネージメント下に置くべきと展開している。しかし、このマネージメントが一番難しい。残念ながら黒須先生の論理展開は、この部分を暗黙知に委ねたまま終わっている。
ただ、実は納得感がある。 方法論など確立しようもないのだ。
製品毎、サービス毎、チーム毎、開発はそれぞれまったく事情が異なる。通り一辺倒で適応しきれるものではない。(設計部門に対するボトムアップの場合は別。デザイン部門とは問題のレベルが異なる)
運用を決めるしかないのだ。
審美性と操作性、そして、それらを含めたトータルな商品性を考慮し最終的に判断するディレクターを設置するしかない。責任の所在をはっきりさせる事だ。
by isoamu
| 2006-12-05 22:46
| デザイン全般