2006年 01月 05日
障がい者対応プレゼンテーションの現状 1-2
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「リアルタイム字幕生成」における課題
1)費用の負担
通常3~4人の1チームで行うのですが、1人当り1時間3000~4000円
程度の謝金と交通費が必要となります。2時間の講演で3人のチームで
すと「18000~24000円+交通費」となります。
<参考>
鳥取県聴覚障害者情報センター
コミュニケーション支援
官公署・福祉団体・企業等への手話通訳及び要約筆記の派遣について
http://www2.pref.shimane.jp/choukaku/akarui/haken.html
こうした費用は当然、講演を開催する側になると思いますが、ある程度大きな
規模のものは別として全ての講演に用意するのは困難ではないでしょうか。
2)人材不足
大きなマーケットではありませんので、潤沢に人材が用意されている分けで
はないようです。
「手話通訳」における課題
1)費用の負担
こちらも通常2人の1チームで行うのですが、1人当り1時間4000円程度
(企業が依頼する場合)の謝金と交通費が必要となります。2時間の講演
で2人のチームですと「16000円+交通費」となります。
因みにテレビ放送での手話通訳者のコストは36000円するようです。
<参考>
京都市聴覚言語障害センター
http://www.kyoto-chogen.or.jp/haken-dantai.htm
東京都手話通訳者派遣事業
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/zaifuku/
event/syuwahaken050815.html
聴覚障がいの方が個人的に手話通訳をお願いしたい時は無料になる
ケースが多く見られます。
2)通訳者の内容理解
専門的な内容、専門用語、略語等については、よりスムーズな通訳が
できるように事前に手話通訳者に資料の提供などをする必要がありま
す。 また当然、講演時には講演者も予め平易な言葉を使うよう心がけ
ておく必要があります。
これは「リアルタイム字幕生成」においても同じなのですが、手話通訳の
場合はより深刻です。
「リアルタイム字幕生成」は、「講演者が発言した事をそのまま「テキス
ト」にします。しかし、手話の場合は、講演者が発言した事を「手話の
言語体系」に変換して通訳するのです。 更に、私たちが使っている
日本語に変わる手話がない場合もあります。
手話通訳者は、講演者の発言を理解し、手話の言語体系に直し、手話に
ない言葉は代わりの意味の手話に言い換えて、更に講演者のスピードに
ついてゆくため要約しているのです。
大変なテクニックと重労働。故に、手話は通常2人以上のペアで通訳を
行うのです。
1)費用の負担
通常3~4人の1チームで行うのですが、1人当り1時間3000~4000円
程度の謝金と交通費が必要となります。2時間の講演で3人のチームで
すと「18000~24000円+交通費」となります。
<参考>
鳥取県聴覚障害者情報センター
コミュニケーション支援
官公署・福祉団体・企業等への手話通訳及び要約筆記の派遣について
http://www2.pref.shimane.jp/choukaku/akarui/haken.html
こうした費用は当然、講演を開催する側になると思いますが、ある程度大きな
規模のものは別として全ての講演に用意するのは困難ではないでしょうか。
2)人材不足
大きなマーケットではありませんので、潤沢に人材が用意されている分けで
はないようです。
「手話通訳」における課題
1)費用の負担
こちらも通常2人の1チームで行うのですが、1人当り1時間4000円程度
(企業が依頼する場合)の謝金と交通費が必要となります。2時間の講演
で2人のチームですと「16000円+交通費」となります。
因みにテレビ放送での手話通訳者のコストは36000円するようです。
<参考>
京都市聴覚言語障害センター
http://www.kyoto-chogen.or.jp/haken-dantai.htm
東京都手話通訳者派遣事業
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/zaifuku/
event/syuwahaken050815.html
聴覚障がいの方が個人的に手話通訳をお願いしたい時は無料になる
ケースが多く見られます。
2)通訳者の内容理解
専門的な内容、専門用語、略語等については、よりスムーズな通訳が
できるように事前に手話通訳者に資料の提供などをする必要がありま
す。 また当然、講演時には講演者も予め平易な言葉を使うよう心がけ
ておく必要があります。
これは「リアルタイム字幕生成」においても同じなのですが、手話通訳の
場合はより深刻です。
「リアルタイム字幕生成」は、「講演者が発言した事をそのまま「テキス
ト」にします。しかし、手話の場合は、講演者が発言した事を「手話の
言語体系」に変換して通訳するのです。 更に、私たちが使っている
日本語に変わる手話がない場合もあります。
手話通訳者は、講演者の発言を理解し、手話の言語体系に直し、手話に
ない言葉は代わりの意味の手話に言い換えて、更に講演者のスピードに
ついてゆくため要約しているのです。
大変なテクニックと重労働。故に、手話は通常2人以上のペアで通訳を
行うのです。
by isoamu
| 2006-01-05 00:16
| プレゼンテーション