2012年 07月 15日
「地域×女性」フューチャーセッション 〜地域ではたらく未来の場づくり〜 参加者募集
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少子高齢化、ワークライフバランスなど人口動態と価値観の変化に伴う社会問題が顕在化して久しい。少子化に対しては、育児を担う家庭へのサポート、特に子育てしながら働く女性のエンパワーメントは大きな課題でしょう。そして震災以降、地域コミュニティの持続維持が叫ばれ、多様な住民がいかにして地域に関わりを持ちうるかは日本全体の課題でしょう。
”地域”や”女性”等をキーワードに「ここちよく暮らし、ここちよくはたらく」ためのコワーキングスペース「cococi(ココチ)」(東京都調布市)を運営している「非営利株式会社ポラリス」と、”地域”で働くクリエーターのプロジェクト「futacolab(フタコラボ)」(東京都世田谷区)を展開している株式会社グラディエは、これらの社会課題を「地域」と「女性」をキーワードに紐解くセッションを開催いたします。
また「cococi(ココチ)」は本セッションの開催日である8月20日に一周年を迎えます。今まで実践してきたことも振り返りながら、地域における未来の働き方のプロトタイプを皆さんと一緒に作り上げたいと思っています。
本セッションでは、地域活動に関わりをもつトップランナーの方々から多様な視点を頂き、そして全国に拡がりつつある「フューチャーセンター」の第一人者である株式会社フューチャーセッションズの野村 恭彦氏にファシリテーションを頂き、ホットな場づくりをしていきます。セッション終了後の懇親会もぜひご参加頂き、皆様の活動のネットワークを拡げて頂きたいと思います。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。
■ セッション名
「地域×女性」フューチャーセッション
〜地域ではたらく未来の場づくり〜
■ 日時
日時:2012年8月20日 受付18:00 セッション 18:30 懇親会 20:30
■ 場所
カタリストBA
■ 参加費
2,000円(セッション材料代、懇親会ドリンク代)
■ 定員
60名
■ お申込
コチラから必要事項を記入の上、お申し込みください。
■ 主催
非営利型株式会社ポラリス、株式会社グラディエ
■ ファシリテーター
野村 恭彦(のむら・たかひこ)
株式会社フューチャーセッションズ代表取締役社長、博士(工学)。国際大学GLOCOM主幹研究員、K.I.T.虎ノ門大学院客員教授を併任。富士ゼロックス株式会社にて同社の「ドキュメントからナレッジへ」の事業変革ビジョンづくりを経て、2000年に新規ナレッジサービス事業KDIを自ら立ち上げ、シニアマネジャーとして12年にわたりリード。2012年6月、グローバルなフューチャーセンター・ネットワークを構築し、企業、行政、NPOを横断する社会イノベーションをけん引するため、株式会社フューチャーセッションズを立ち上げる。
■ スピーカー
中村 繁(なかむら・しげる)
【ちゑや】店主
(株)リクルート、(株)リクルートエージェントを経て、独立。リクルートエージェント時代、社員数が急激に増大する中、組織内コミュニケーション不全のもたらす事業リスクを感じ、「現場保健室」としての【ちゑや】を社内創業。営業の前線から、社内の部署・社歴・年齢・役職の垣根を越えたイベントや勉強会等、本音を引き出し、本気を喚起する対話の場をつくる。その後、社長(当時)より、活動のミッション化と組織化の要請を受け、「公式に認める『非公式』の場」として6年間で延べ7,000人超を動員。組織内におけるコミュニケーション不全克服の「実践知」を生かした、社外へのコンサルティングを行う等、各種メディアでも取り上げられる。2011年より独立。現在は【ちゑや】店主として、「その組織(体)に集う一人ひとりが、『本気』と『本音』と『志』をもって語り合い、助け合い、支え合い『らしさ』を磨くこと」に取り組む。
三田 愛(さんだ・あい)
株式会社リクルート じゃらんリサーチセンター研究員
米国CTI認定プロフェッショナル・コーチ(CPCC)
株式会社リクルート入社後、人材総合サービス部にて入社1年目で営業成績トップ、2度のMVP受賞。人事部、海外提携・事業開発プロジェクトリーダーを経て、現在じゃらんリサーチセンター研究員。地域活性のための人づくり・場づくり・地域づくりの実践的研究を進めている。「人や場のギフト・可能性が最大限輝き、イキイキ化学反応を起こす社会づくり」がライフワークテーマ。3歳の男児の母。育休中にコーチング資格取得。海外カンファレンスや日本全国のワークショップ等に子連れ参加しながら、子育て・学び・仕事・社会活動を分断ではなく統合しながら楽しんでいる。
広瀬 眞之介(ひろせ・しんのすけ)
株式会社小石川 代表取締役
ネコワーキングオーナー
デジハリ田舎実験室 代表
大学時代から地域に興味を持ち、ITで地域活性をしたくて、デジタルハリウッド大学大学院卒業後、「デジハリ田舎実験室」の代表になる。移住支援をしつつ、地域・地方の方々とプロジェクト実行。その後、「トラ男」のアドバイザーを一年間務め、内閣府補助金獲得へ。秋田で地域を活性する仕事をしたいという学生に、自分の失敗を元にプロジェクト作り、事業作りを教える。自身でも内閣府補助金を獲得し、猫の良いオフィスは人間にとっても良い!をキーワードに2011年11月、ネコワーキングをオープン。共同コミュニティオフィスであるコワーキングを通して、地域と働き方を変えるため、奮闘中。
市川 望美(いちかわ・のぞみ)
非営利型株式会社Polaris 代表取締役 CEO、コミュニティビジネスアドバイザー、カラーセラピスト。子育て経験を通して地域に出会い、世田谷での当事者発信型・循環型の子育て支援NPOに関わることを通して、地域ではたらくことの楽しさや、ライフステージに合わせてはたらきかたのシフトチェンジができることや協力しあえる仲間がいることの安心感、自分たち自身で必要な支援やサービスを創りだす面白さ、その意義の深さを経験する。当事者である自分の経験や感覚を活かしながら、「母となった女性の多様なはたらきかた」を支援する仕組みを創るべく、2011年内閣府地域社会雇用創造事業補助金を受け、仲間2人とともにcocociおよびPolarisを立ち上げ。地域×女性からはたらきかたを変えるべく奮闘中。
■ 進行
磯村 歩(いそむら・あゆむ)
株式会社グラディエ 代表取締役
桑沢デザイン研究所 非常勤講師
特定非営利活動法人モンキーマジック 理事
富士フイルム株式会社 デザインセンターを経て、2010年 株式会社グラディエ設立。「パーソナルモビリティ事業」「シェアライフコーディネーション事業」「ユニバーサルデザイン事業」を手掛ける。またシェアード・コラボレーション・スタジオ「co-lab二子玉川」のメンバーとして、二子玉川周辺の福祉作業所や地場産業と共同した地域デザインブランド「futacolab(フタコラボ)」の事業化を進めている。
■ プログラム(予定)
※プルグラムは予告なく変更する場合がございます。予めご承知おきの程お願いいたします。
チェックイン:「自分にとって”心地のよい”ことは?」
インスピレーション:
1)「cococi」の実践 女性が地域で働くということ(市川望美)
2)グラディエで実践している地域とクリエーターとの関係づくり(磯村歩)
フィッシュボール:テーマ「地域で働く場づくり」
ファシリテーター:野村 恭彦
スピーカー:三田 愛、広瀬眞之介、市川望美 他
プロアクションカフェ:
1)クレーを用いた”場づくり”のプロトタイプ
人、ネットワーク、資金、仕事をどう組み合わせたら、地域でここちよく働ける場になるのだろう?
2)それぞれの場のネットワーク化のプロトタイプ
互いに相乗りしあえたら、どんな可能性が生まれるだろう?
チェックアウト:ポラリスとグラディエの「cocociのフランチャイズ大計画」
by isoamu
| 2012-07-15 18:36
| 他