ポンチョも美しい自転車
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「hasebikes」の「Kilmax」という自転車のポンチョは、ランボルギーニカウンタックのような開閉方法。実はこれReddot2011、iF賞2011などドイツのデザイン賞を総ナメにしているのだが、確かに美しくまとめられている。因に操舵は両脇のレバーを傾けて走行する。


シーティングスタイルが特徴的な自転車だが、先程のポンチョ以外にも特筆すべき点がある。主要パーツを流用して「ハンドサイクル(下-上写真)」にしたり、肩に治具をあてて手が不自由な方でも操舵出来るようにしたり(下-中写真)、自転車用のリヤカー(下-下写真)にしたりと、幅広く商品展開をしている。ハンドサイクルなど一般的には脆弱なマーケットゆえ参入メーカーも限られるが、これならば投資を抑えて必要なユーザーに商品を届けられる。こうしたシステムデザインも福祉マーケットには必要だ。


