「福祉デザインナイト」ご参加ありがとうございます。
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私のスライドはコチラに掲載しています。


過日実施した「福祉デザインナイト」(主催:In-House-Out、共催:カタリストBA)では介護、医療、NPO、デザイナー、研究者、学生、建築家、作家、編集など40名以上の多彩な専門領域をお持ちの方々にお集まり頂き、盛況の内に終了することができました。ありがとうございました。
高齢化社会に向けて”これからの暮らしは自分たちで作り上げていく”そういうポジティブな意識を共有することができました。そして何よりグループ間での対話における、それぞれの価値観の共有も大きな気づきになったように思います。少しお酒を入れてのプレゼンもなかなか楽しかったですよね(^^)、次回以降も組み入れていきたいと思っています。
通常、こうしたワークショップは”気づき”(参加者への研修)を目的にするのが大半ですが、私たちはここから共有財産になりうるカタチを生み出そうと考えています。特定の製品・サービスではなく、In-House-Outという公益性のある活動趣旨に沿って”これからの夢のある暮らし方をビジュアライズ”していきます。次回、また準備が整い次第ご案内します。以下、最後のプレゼンで各グループから導出されたキーワードをご参考までに
Aグループ
・南の方へ移る、移動手段、コミュニケーション、ICTの組合せ
・いろんな人と笑いあう場→縁側
・その人にしかできない事を活かす(スキル、技など)
・挑戦し続ける、好奇心を持つ
Bグループ
・「どのような福祉機器?」ではなく「どういう自分でいたいか」が重要
・ラピュタのポム爺さん、演劇をやっているお婆さんでいたい
・村民ミュージカル、役割を持って一つのことを皆でやる、自分達で楽しむ文化
・死ぬまで学び続ける
・標準化はつまらない、個性をつくった方がいい
・期間限定の鎖国をする、地方自治、皆違う個性
Cグループ
・70になった時、モノとか住宅より大切なものがある
・リスキーなことに挑戦できる年代
・50歳からは次の15年をどう過ごすか考えられる(40歳までは何をやりたいかで必死)
・社会で生きていくためには、学ぶこと、学ぶことが生きること
・学びの場、気づきの場をつくる、「マナビストBA」新しい可能性が生まれる場
・年配、若い人が相互に先生になる
Dグループ
・70歳になったときのビジョンとは何か
誰かに必要とされる、刺激がある、好きなことをやり続ける、リタイアしてゆっくり過ごす、
世代も無い状態・・・→コミュニティが誕生しやすい環境をつくること
・ソーシャルネットワークが発達し、つながるきっかけは沢山ある
・バーチャルな場をリアルに拡げる、フル活用する
・日本の従来の福祉機器は絶対に使いたくない、誰もが見て使いたい、使い続けられるもの
Eグループ
・学び続ける、教える場が大切
・思い出が詰まったボックスを持って、放浪して行きたい。
・自給自足のための仕組みやコミュニティ
・若い頃から「個」に対するチーム制度、チームの一員として働くシステムをつくる
Fグループ
・沖縄の人は月収8〜9万円でも、自給自足で楽しく暮らしている、元気
・骨折すると寝たきりになるが、そうならない為にも若い人と一緒に運動する機会をつくる
・若者と一緒にやるコミュニティ
・ジプリ美術館に飾ってあるスケッチのイメージ、多世代で暮らす姿
Gグループ
・元気でイケイケなおじいちゃんになりたい
・便利な施設も良いかもしれないが、あえて不便なものがあった方が良い
・プリンスαなどの操作系は、老人には使いにくい、老人が乗れるスポーツカー
・年をとっても元気でいられるプロダクトをつくりたい
・バリアフリーとバリアフルのバランス、両方ある暮らし
・ユルツナ、ゆるくつながっている環境、ITでつながっている・・・
・常に学び続け、お互いに教え続ける、精神的生殖行為
Hグループ
・80歳を元気に過ごすための準備期間が70歳
・年をとってもバイクに乗っていたい
・ケータイは使っていると思うが、老眼が進むので音声やホログラム
・大笑いして過ごしていたい、屋外の木陰など
・車を運転していて突然倒れた時のために、脈がセンシングできるなど
・現在のデイサービスの車では寂しい、あれは変わって欲しい