2011年 05月 31日
「講師依頼.com」に講師登録されました。
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「講師依頼.com」(運営:株式会社ペルソン)に講師登録されました。
講師詳細プロフィール「磯村歩」
■講演概略
デザイナーとしてユニバーサルデザインにおける豊富な実務経験。そしてコミュニケーションのバリアフリー化を目指し、障がいに配慮したプレゼン方法「感じるプレゼン」の執筆と講演活動など、ハード・ソフト両輪でのユニバーサルデザイン普及活動を行っています。またデンマークでは現地の障がい者と共に学び、先駆的な福祉施策を研究してきました。世界から見た日本のユニバーサルデザインの現状を多様な視点でお伝えいたします。
■講演テーマ
1、「これからのユニバーサルデザイン ~お互いに尊重しあえる『共生社会』へのかけ橋~」
「共生社会」の実現に向け、企業・行政では障がい者、高齢者に対する様々な施策が進められています。でも、配慮する側(健常者)、配慮される側(障がい者)という一方的な関係に陥っているように思います。本来あるべき「共生社会」とは、障がいを一つの個性とみなし、そこから長所を見出した上で、互いに尊重し合える対等な関係が構築されるべきだと考えます。講演では、視聴覚障がい者・上下肢障がい者・知的障がい者の生活の中から、“障がい”という特性が活かされた便利さや工夫点など、新たな価値が生み出された“逆転”の発想をご紹介します。そこで生み出された価値がどのような過程・工夫で生み出されたかという「特性の活かし方」を学び、皆さんの生活にどう活かしていけるのかを提言します。
2、「ユミュニケーションのバリアフリー ~多様な特性の方に配慮したプレゼン方法~」
交通バリアフリー法、バリアフリー新法の施行、自治体における福祉の街づくりの推進など、ハードの整備は着実に進んでいます。ただ人と人とのコミュニケーションには、配慮の仕方が十分に認知されていないなど、未だ多くのバリアが残っています。障害者権利条約の批准に向けた取り組み、統合教育、裁判員裁判など障害をお持ちの方にどのように情報保証していくかは今後益々求められてくるでしょう。講演では主にプレゼンテーションをテーマに、“耳が聴こえない”、“目が見えない”を実体験した上で、コミュニケーションのバリアフリーを共に考えます。また企業で働く社員方々向けに、ビジネスの現場で使える具体的なプレゼン方法も提示いたします。
3、「デンマークにおける多世代共生コミュニティ ~高齢者センター、シニア共生型住宅、コレクティブハウス、エコビレッジなどケアとエコを両立した次世代相互扶助の最前線~」
日本では高齢者の暮らしを在宅で支えていく地域包括ケアが進められています。そして施設計画においては周辺地域との交流のため、レストラン・幼稚園と高齢者福祉施設の併設、そして公団の空室を活用した若者向けシェアハウスとデイケアセンターの併設など多様な取り組みが行われています。私たち日本は血縁・地縁にかわる、新たなコミュニティ形成に向けた挑戦の真っただ中にあります。福祉先進国デンマークでは「プライエム(日本の特養)」の新規建設禁止(1988)以降、「高齢者住宅」の整備と地域ケアの充実を図り、高齢者の地域居住を実現させています。またコレクティブハウス、エコビレッジなど、血縁・地縁に替わる新たな地域密着型多世代共生コミュニティが大きな広がりをみせています。デンマークの多世代共生コミュニティの最前線から、今後のあるべき日本の共生コミュニティの在り方を共に考えたいと思います。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
講師詳細プロフィール「磯村歩」
■講演概略
デザイナーとしてユニバーサルデザインにおける豊富な実務経験。そしてコミュニケーションのバリアフリー化を目指し、障がいに配慮したプレゼン方法「感じるプレゼン」の執筆と講演活動など、ハード・ソフト両輪でのユニバーサルデザイン普及活動を行っています。またデンマークでは現地の障がい者と共に学び、先駆的な福祉施策を研究してきました。世界から見た日本のユニバーサルデザインの現状を多様な視点でお伝えいたします。
■講演テーマ
1、「これからのユニバーサルデザイン ~お互いに尊重しあえる『共生社会』へのかけ橋~」
「共生社会」の実現に向け、企業・行政では障がい者、高齢者に対する様々な施策が進められています。でも、配慮する側(健常者)、配慮される側(障がい者)という一方的な関係に陥っているように思います。本来あるべき「共生社会」とは、障がいを一つの個性とみなし、そこから長所を見出した上で、互いに尊重し合える対等な関係が構築されるべきだと考えます。講演では、視聴覚障がい者・上下肢障がい者・知的障がい者の生活の中から、“障がい”という特性が活かされた便利さや工夫点など、新たな価値が生み出された“逆転”の発想をご紹介します。そこで生み出された価値がどのような過程・工夫で生み出されたかという「特性の活かし方」を学び、皆さんの生活にどう活かしていけるのかを提言します。
2、「ユミュニケーションのバリアフリー ~多様な特性の方に配慮したプレゼン方法~」
交通バリアフリー法、バリアフリー新法の施行、自治体における福祉の街づくりの推進など、ハードの整備は着実に進んでいます。ただ人と人とのコミュニケーションには、配慮の仕方が十分に認知されていないなど、未だ多くのバリアが残っています。障害者権利条約の批准に向けた取り組み、統合教育、裁判員裁判など障害をお持ちの方にどのように情報保証していくかは今後益々求められてくるでしょう。講演では主にプレゼンテーションをテーマに、“耳が聴こえない”、“目が見えない”を実体験した上で、コミュニケーションのバリアフリーを共に考えます。また企業で働く社員方々向けに、ビジネスの現場で使える具体的なプレゼン方法も提示いたします。
3、「デンマークにおける多世代共生コミュニティ ~高齢者センター、シニア共生型住宅、コレクティブハウス、エコビレッジなどケアとエコを両立した次世代相互扶助の最前線~」
日本では高齢者の暮らしを在宅で支えていく地域包括ケアが進められています。そして施設計画においては周辺地域との交流のため、レストラン・幼稚園と高齢者福祉施設の併設、そして公団の空室を活用した若者向けシェアハウスとデイケアセンターの併設など多様な取り組みが行われています。私たち日本は血縁・地縁にかわる、新たなコミュニティ形成に向けた挑戦の真っただ中にあります。福祉先進国デンマークでは「プライエム(日本の特養)」の新規建設禁止(1988)以降、「高齢者住宅」の整備と地域ケアの充実を図り、高齢者の地域居住を実現させています。またコレクティブハウス、エコビレッジなど、血縁・地縁に替わる新たな地域密着型多世代共生コミュニティが大きな広がりをみせています。デンマークの多世代共生コミュニティの最前線から、今後のあるべき日本の共生コミュニティの在り方を共に考えたいと思います。
皆さんとお会いできるのを楽しみにしております。
by isoamu
| 2011-05-31 21:04
| 他