2011年 02月 23日
デンマーク ソーシャルイノベーション in Open Lab
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講演内容を掲載いたします。それにしても皆さん楽しそうでしたね。何かが生まれる予感がとてもしました。 CO-LAB二子玉川も楽しみです(^_^)
■ 主催
クリエイティブ・シティー・コンソーシアム オープンラボ事務局(俯瞰工学研究所)
■ 日時場所
2月22日(火) 午後6時30分より 西麻布 KREIにて
■ 概略
1、デンマークにおける共生コミュニティ形成の背景
・日本の45年前に”高齢化”社会(65歳以上 7%)、16年前に”高齢”社会(65歳以上 14%)→緩やかに高齢化社会へランディング
・高齢化→就業人口創出→女性の社会進出
・血縁に変わる新たな相互扶助
充実した社会保障(医療、教育、介護 → 無料)
「子供は国のもの」
「子供が親の面倒をみる常識がない」
2、北欧における多様な共生コミュニティ
・コレクティブハウス
・コーポラティブハウス
・エコビレッジ
・ホイスコーレン(School for Life)
3、共生コミュニティ形成の要諦
1)機能の多重化 → 多様性 → 新たな相互扶助 → 活性化
・シェア→エコ
・世代間の助け合い
2)受動環境ではなく能動環境 → 活性化
ex「デイケアセンターに行ってくる」→「学校に行ってくる」
3)サブカルチャー =周囲を惹きつける”本質的”な問いかけ
・自転車文化
4)周囲を惹きつけるファサード=コミュニティのブランディング → 活性化
5)繋がりとプライベートのバランス → ゆるやかな繋がりの演出 → 持続維持
6)子供の好奇心を煽る余白(自然環境)
4、パーソナルモビリティ多様化の効果
1)CO2削減
内燃機関を有する移動機器からの乗り換え
2)社会的繋がり
高齢者の外出機会創出
3)地域経済の活性化
高齢者の外出機会増→ショッピング機会増
4)日本の産業育成
モビリティ開発、ロボット技術の応用
■ 関連エントリー
1、欧州における多様なパーソナルモビリティの現状
・パーソナルモビリティの可能性
IAUD Newsletter vol.3 第6号 (2010年9月号)掲載文
(発行:国際ユニヴァーサルデザイン協議会)
・スティグマデザインからの解放
IAUD Newsletter vol.3 第8号 (2010年11月号)掲載文
(発行:国際ユニヴァーサルデザイン協議会)
・欧州福祉機器2010(ドイツ、イギリス、デンマークから110点)
2、共生コミュニティ
1)デンマークのエコビレッジ/コレクティブハウス/ホイスコーレン(国民高等学校)他
・スヴァンホルム(エコビレッジ)滞在記
・拘りの実験(エコビレッジ)
・Social Experiment 暮らし方の実験(エコビレッジ)
・共同生活 クリスチャニア(自治区)
・無法地帯デンマーク(クリスチャニア)
・高齢者住宅(シニアコーポラティブハウス)
・手作りを楽しむデンマークのエコビレッジ
・エグモントホイスコーレン留学記
2)スウェーデンのサスティナブル街区
・サスティナブルと観光産業「ウェスタンハーバー(マルモ市)」
3)日本のエコビレッジ/コレクティブハウス
・究極のエコビレッジ(木の花ファミリー)(エコビレッジ)
・全国に自分の家族がいるという社会(コレクティブハウス)
by isoamu
| 2011-02-23 00:14