講演会開催(11/24)のお知らせ
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「第46回定例研究会開催のお知らせ」
2010年11月24日(水)に第46回定例研究会を開催いたします。
今回は、磯村歩さんに「デンマークの多様性受容と自己決定権」「スティグマデザインからの解放」と題してお話いただきます。
■ 講演
講師 磯村歩氏 株式会社グラディエ 代表取締役
・講師プロフィール
1966年愛知県常滑市出身。1989年金沢美術工芸大学工業デザイン専攻卒業後、某メーカーのデザイナー としてビデオカメラ、デジタルカメラ、医療用機器などのインダストリアルデザイン、インタフェースデザインに従事。日刊工業新聞 機械工業デザイン賞、財団法人日本産業デザイン振興会 グッドデザイン賞選定など受賞多数。特にユーザビリティ向上にむけたデザイン開発プロセスの改革に取り組み、2007年にはユーザビリティデザイングループ長としてデザイン戦略立案とHCD開発プロセスの導入と推進を担う。「感じるプレゼン」(UDジャパン)執筆以降、ユニバーサルデザインに関する講演を数多く実施。2010年には北欧福祉の研究のためデンマークに留学、また株式会社グラディエを設立し、現在に至る。
財団法人共用品推進機構 個人賛助会員の会「共用品ネット」所属、国際ユニヴァーサルデザイン協議会 賛助会員、お茶の水UD研究会 法人会員、桑沢デザイン研究所 非常勤講師
・内容
第一部「デンマークの多様性受容と自己決定権」
第二部「スティグマデザインからの解放」
福祉先進国・環境立国と呼ばれるデンマークには参照すべき取り組みが多いが、それらは彼らの理念である「自己決定権」「ノーマライゼーション」を背景としている。デンマークにある「重度障がい者を受け入れるエグモント・ホイスコーレン (国民高等学校)」、「多様な国から生徒を受け入れるクロゴップ・ホイスコーレン(国民高等学校)」、「乳幼児から高齢者まで が共同生活をするスヴァンホルム(エコビレッジ)」での長期にわたるエスノグラフィ、そして現地の幼稚園、国民学校、高齢者施設、補助器具センターなどの視察を通じて感じた”彼らの理念”と、”人とモノとの関係”を紐解きお伝えする。その上で今後の日本の課題を提言したい。
第一部は、第3回国際ユニヴァーサルデザイン会議2010にて発表した「デンマークの多様性受容と自己決定権」を基に、大幅に写真・資料を加えご紹介いたします。そして、第二部は、デンマーク、イギリス、ドイツの福祉機器展の視察を通じて得られた視点を「スティグマ(不名誉な烙印)デザインからの解放」と題してご紹介いたします。
<第一部>
1、デンマークの道具観と自己決定権
2、選択肢の可能性(パーソナルモビリティ)
3、デンマークの多様性を維持する環境
4、デンマークから学ぶべきこと
<第二部>
スティグマデザインからの解放
■ 場所
井上眼科病院 18階会議室
お茶の水・井上眼科クリニックのビルの18階へお越し下さい
■ 時間
18:30~19:45(予定)
■ 参加費
お茶の水UD研究会会員・学生 500円
一般 2000円(当日会場にてお支払い下さい)
■ その他
定員50名(定員になり次第締め切ります)
終了後に懇親会を行います。
・会場 新御茶ノ水ビルディング 3階会場
・時間 20:00~21:00
・会費 2500円
懇親会は研究会を行っているビルの3階にて実施いたします。
短時間での開催となりますが、ぜひご参加ください。
会場準備の都合上、11月20日(土)までにお申し込み下さい。
なお、お手数ですが「参加申し込みフォーム」よりお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
研究会参加申込み コチラ
※懇親会お申込の方へ
ご都合が悪くなった場合には前日までにご連絡下さい。
当日キャンセル、あるいはご連絡がなかった場合には参加費をご負担いただきますのでご了承下さい。
会員(年会費 7月より12月までの半年分2000円)に申し込みいただきますと、毎月の定例研究会の参加費2000円を500円にてご参加いただけるようになります。
会員制度の内容はこちらでご確認いただけます。
ご参加お待ちしております。
運営委員 間瀬樹省
t.mase@kukan-ud.org
お茶の水UD研究会 事務局
ochanomizu@kukan-ud.org