生物多様性のインスタレーション
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コペン市内にあるEuropean Environment Agencyのファサードが壁面緑化されている。カラフルに見えるのは、約5,000種の植物を使いEU全土における植物種の密集度(種の多さ)を表現しているためだ。スイス、イタリア北部が最も密集度が高く北欧にいくに従って密集度は下がっているのだが、これはEUにおける生物多様性の維持を唱えるインスタレーションになっている。(参照:Europe in bloom: a living façade at the European Environment Agency)


都心における緑化として壁面は以前より一部活用の事例があるが、このように様々な種が植えてあるのであれば、一年を通じてその種毎の開花(色の変化)も楽しめていい。European Environment Agencyの前の公園との親和性もいい。10月までの限定とのことだが、是非継続してほしいところだ。