Volcanic Ash Cloud
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分かってはいながら、とりあえず空港に行ってみる小市民(^_^;

コペンに足止め1日目。コペン中央駅は電車予約客で大混雑。私と妻がとれた電車は最短で2日後の夜6時(T-T) この時点でサローネはほぼ絶望的に。何とか気を取り直し郊外のバスヴェア教会へ。オペラハウスを担当したヨーン・ウッツオンが設計したもの(彼はデンマーク出身)

コペン足止め2日目。世界遺産のロスキレ教会へ。在任した国王ごと様式が異なるリノベーションがされている。ホテルに帰ると早速航空会社のサイトとBBSニュースをチェック。しかし事態は悪くなる一方で、あの忌々しいAsh Cloudは南下しているという。これから向かうイタリアまで空港閉鎖!? 電車で行けるとはいえ、帰れるんかい、と心配になる。

コペン足止め3日目。アーケン近代美術館へ。コンペで学生の案が採用されたもの。破綻はあるが初々しい明快さがある。そしてこの日、ようやく電車で「デンマークからイタリアへ 22時間の旅」(^_^; 寝台列車で同席したドイツ人、モロッコ人、スイス人としばし談笑、こうした交流は楽しい。もちろん全員Volcanic Ash Cloudの被害者。

乗り継ぎしたスイスでは、現地に住む友人と会うことができた。数少ないうれしい誤算。おにぎりのお弁当を頂き、スイスの桜を愛でて、たった2時間だがなぜかスイスがいたく気に入ってしまう。

ミラノ到着。「今から行けばサテリテ1時間位見られるか?!」とも思ったが、ヘトヘトでそんな気力も残っていない。だってこれからベニスまで3時間の電車の旅が待っているんだもの〜(T-T)


ベニス2日目。さずが世界の観光地、素晴らしいロケーション、気さくなイタリア人。サローネの傷も徐々に癒えつつあります。