2010年 02月 25日
車イスマーク
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オーフス駅に隣接するショッピングセンターのトイレ(上写真)。車イスのイラスト、少し走っているようですね。一方、よく知られている車イスマーク(左)は、国際リハビリテーション協会が定めた障がい者のアクセスのための国際シンボルマーク(International Symbol of Access)。障がい者が利用できる建築物・施設であることを示すために掲示するものです。車イスユーザーが使用できるという意味では、このシンボルマークを使うのも間違いではないと思いますが、おそらく、”特別に障がい者に配慮した”ということではなく、年齢、性別と同じような1つの特性として、敢えて標準マークの使用を控えたのかもしれません。これからもこうしたトイレが増えて欲しいと思います。因に、こちらは(古い建物は別として)ほとんどの施設のトイレは車イスユーザーの使用を前提としたものになっていますね。
上写真はデンマークの友人が持つ身障者優先駐車カード。マークの使い方としては間違っているのかもしれませんが、これを車に掲示しておけばEU内どこでも駐車できるとのこと。それにしても、こちらのデザインは素っ気なくて、好ましいですね。車イスを愛用する友人の1人が「日本のものはかっこわるくて使いたくない」と言っていたのを思い出します。
by isoamu
| 2010-02-25 04:07
| デンマーク