外国人に対しても保証する国
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学校の後見をもって、健康保険に入ることができる。「イエローカード」と呼ばれるが、ここに記載されている番号でデンマーク国内での医療費は無料になる。以前、フランス人の友人が「欧州で病気になったら皆デンマークに行く」と冗談を言っていたが、さすがに国外で病気になった患者に対しては保証されない。ただ純粋にデンマーク旅行中に病気になった場合は、無料で医療を受けられる。
デンマーク人は相応の支出(消費税25%、所得税60〜70% etc)をしているからこそですが、外人に対しても、無料で医療を提供する国なのです。改めてですが、本校の費用(学費+食事+宿泊)も80%の補助がでています。また、本校を卒業した方が今デンマーク語の語学学校に通っているのですが、それも無料。ただこれも一定の経済成長があってのこと。2〜3年前の不景気以降、社会保障の支給条件は徐々に厳しくなりつつあるようです。
ユニークなのが「臓器提供の意思表示カード(上写真右)」も同封されていたこと。日本は社団法人が推進していると思うが、このように健康保険と一緒にしてもいいように思う。