ダイニングチェア
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ダイニングルームには障害者の座位をサポートするための専用の椅子が設置されている。上左写真は、馬乗り風に座るものだが、座ったままでも両足を自由に動かすことができ、そして不思議と臀部と腰に心地よいフィット感があるものだ。ノルウェーのHAG社製の「Capisco」という椅子だが、どんな高さの座位でも快適で、且つ横向きにも座れるように設計されているという。実は結構気に入ってしまって、1脚買おうかと思っている。上右写真も馬乗り風に座るものだ。多少前のめりに座るためか両足をしっかり床につけることができ、座位が安定する。

こちらは福祉用具としての椅子だろう。「背もたれの角度」と「座面の傾き・高さ・回転角度」が調整できる。後部には介助者用のハンドルも用意されている。シートは滑りにくい生地を採用し、固定した座位がズレないように配慮されている。形状、配色共に日本のステレオタイプ的な福祉用具然としていないところもいい。

あとは背もたれ形状のカスタマイズ、更には強制的に体を固定する治具が取り付けられたものなどもある。