2010年 01月 18日
Oh Happy Day
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グループ間でゴスペルのコンペティション。コンダクターがうまいもんで、ついついのせられてしまう。日本じゃ恥ずかしくって出来ないけど、ここでは普通だな。皆声も大きく、歌もうまい。
「死ぬ直前に、子供にどう思われたいのか?」「どういう人生でありたいのか?」「明日、死ぬとも分からない人生に、今なにを求めるのか?」半ばコーチングみたいな問いかけを担当教官から受けるのだが、独立したばかりの自分には、目先のことに意識が集中して、そういうことを考える余裕がない(というか余裕を持とうとしない)
ホイスコーレン(国民高等学校)は、自己発見の場でもある。多くは高校を卒業したばかりの学生が、友人とゆったりと過ごしながら自分を見つめる(そうはあまり見えない面もあるが・・・)自分の意志がはっきりすれば、何も学校が用意したカリキュラムに拘らなくともいい。好きなことをやればいいという。戻ってくる学生もいる。私より年上の学生もいる。私は半年の予定だが、多くは2年〜数年をここで過ごす。ストレートに学歴を重ねる日本と比べると随分悠長な話だ。
ただ、歌いながら、今、この瞬間に楽しみを覚える感覚は久しぶりだった。ここは余計な情報がなくていい。日本にいるといろいろ考えてしまう。
おれは修行に来ているのか?
by isoamu
| 2010-01-18 01:56
| デンマーク