2010年 01月 16日
対話、対話、対話、対話、対話
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「喉頭ガンで上肢障害をもつ患者が死を希望している。安楽死はデンマークの法律では認められていない。どうするか?」「ダウン症の子を妊娠している女性。生まれてからの行く末を案じている。中絶すべきか?」「リアルな人体の標本を展示している美術館。これをアートと認めていいのか?」「アルコール中毒の友人がパーティーに参加したいという。どうすべきか?」等々
グループ内、または別のグループ同士でディベートさせるなど対話の単位を変え、30分単位で5つのテーマを対話をする。それにしても、よく皆、発言する。聞けば、こうした内容の議論は随分経験しているようだ。
世の中、クリアな答えが得られるものなんてそうそうないはず。自分と相手の意見を共有し、ベストな解が得られないにせよ対話をし続けること自体に価値があるように思う。答えは変わり続けてもいい。
26歳の日本人同級生に「学生時代、こういう対話したことある?」と聞くと「ないですよ〜 こんなの」
by isoamu
| 2010-01-16 00:44
| デンマーク