2010年 01月 05日
デザインアワード
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昨年、友人と共同して「コクヨデザインアワード2009」に4案(上写真)応募しました。残念ながらいずれも落選しましたが、さて受賞作品との差分を見てみましょうか。
コクヨデザインアワード2009受賞作品
造形の練りこみは足らなかったのかもしれません。そもそも造形する余地がないアイデアもあるのですが、”デザイン”アワードという特性上、それは審査に大きく影響するものですね。そもそも、カタチで解決されているものがよりエレガントに感じるものです。
受賞作品の中には、はたして有用なのかと思うものもありますが、いずれも詩的である点では共通しているように思います。審査員がデザイナーであることが起因しているのかもしれません。
改めて応募テーマ(今回は「よりどころ」)にはあまり固執しなくともいいように思う。審査員毎にその解釈には幅があり、逆にそれに拘らない方が、新鮮な視点が生まれるのかもしれない。
多様な特性のメンバーでアイデアを導出しましたが、それをカタチにするトランスレーターとしてのデザイナーの役割を改めて感じます。潜在ニーズは可視化を媒体に顕在化するものです。まだまだ鍛錬が必要です。
by isoamu
| 2010-01-05 23:51
| デザイン全般