2009年 11月 26日
認知症患者とのコミュニケーション法
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80〜84歳で8%以上の発症率。現在200万人以上、2035年には450万人以上。そしてなりたくない病気の上位。
先日、認知症のグループホームを視察にいきましたが、スタッフの中には身体介助、生活援助の忙しさについつい受け答えが雑になる場合も。一方、さすがプロって感じのすごいスタッフもいます。生活援助をしながら、常に利用者に目を配り、小さなことでも心を込めて褒めて、宥めて、場をうまーく和やかにする。
やっぱり人ですね、要は。ハードを幾ら整えてもダメ(あれっ? 俺は?)
「例えば、認知症の高齢者が不安げに「おかあさん」という言葉を発している場合、「あなたのお母さんはもう死んでしまっていないのですよ」といった説明は、たとえそれが現実であっても、まったくふさわしくない。〜中略〜 「おかあさんに」ついて利用者と話し合ってみる。「あかあさんが」どんなことをしてくれたか、「おかあさん」がどんなに素晴らしかったかなどを話し合い、利用者の言葉の裏側にある気持ちが理解されるようになった時、利用者の気持ちに価値が与えられ、利用者は安らかな気持ちに戻ることができる」
出典元:これからの高齢者住宅とグループホーム
米国の介護現場で生まれた「バリデーション」というコミュニケーション手法です。日本で啓発に取り組む「公認日本バリデーション協会」というのもあるんですね。
先日、認知症のグループホームを視察にいきましたが、スタッフの中には身体介助、生活援助の忙しさについつい受け答えが雑になる場合も。一方、さすがプロって感じのすごいスタッフもいます。生活援助をしながら、常に利用者に目を配り、小さなことでも心を込めて褒めて、宥めて、場をうまーく和やかにする。
やっぱり人ですね、要は。ハードを幾ら整えてもダメ(あれっ? 俺は?)
「例えば、認知症の高齢者が不安げに「おかあさん」という言葉を発している場合、「あなたのお母さんはもう死んでしまっていないのですよ」といった説明は、たとえそれが現実であっても、まったくふさわしくない。〜中略〜 「おかあさんに」ついて利用者と話し合ってみる。「あかあさんが」どんなことをしてくれたか、「おかあさん」がどんなに素晴らしかったかなどを話し合い、利用者の言葉の裏側にある気持ちが理解されるようになった時、利用者の気持ちに価値が与えられ、利用者は安らかな気持ちに戻ることができる」
出典元:これからの高齢者住宅とグループホーム
米国の介護現場で生まれた「バリデーション」というコミュニケーション手法です。日本で啓発に取り組む「公認日本バリデーション協会」というのもあるんですね。
by isoamu
| 2009-11-26 23:41
| 福祉