2009年 11月 22日
福祉業界の服装にパステルカラーが多い理由
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福祉関係のリノベーション事業を進めるにあたり、業界の基礎情報としてホームヘルパー2級を学んでいます。新参者の私にとっては、いろんなことが新鮮で、時には強い違和感もあったり、そして日本の介護の諸問題、更には老いて死ぬことについてなど様々なことを考えさせられます。連載で紹介していきたいと思いますが、まずは実技スクーリングを受けるにあたっての服装について。
1)スカート・ジーンズ不可
2)上履き(黒い靴底はNG)
3)胸当て(名前記入)のついたエプロン(黒・紺・デニム地はNG。無地が望ましい)
4)長い髪はまとめる
5)香水、マニキュア、のばした爪はNG
6)時計、指輪、ピアス等々のアクセサリー類はNG
ジーンズは、利用者(福祉業界では”介助を受ける側”をこう表現します)に不謹慎だと思われるから。遊びに来ているのではない、ということのようです。黒い上履きは、施設の床を汚すからとのこと。
介助は利用者と身体を近づけます。香水で不快な思いをさせてはいけない、時計、指輪、ピアスは誤って利用者を傷つけてしまう可能性がある。エプロンの胸当て(名前記入)は、老眼の利用者にもはっきりわかるように天地10cm程の大きな文字で記載されている必要があります。
それにしても、「磯村」とでっかく胸に書かれたエプロンをつけた時は、な〜んともしょっぱい感じがしましたよ。しかも、学校が販売しているエプロンを購入したのですが、淡ーいパステルグリーン色(も〜無理だってば)
この他にも、靴下は明るい色が望ましいとのこと。独居老人の自宅は汚れていることが多く、濃い色の靴下だと付着した汚れが目立つのだそうです。そして、その汚れた状態で他の利用者宅に行くのは失礼にあたる。スリッパを履けばとも思うのですが、あくまで仕事として来ているのだからプロとして?靴下のままで介助を行うよう指示をされました。
介助時も極力、膝をつかないようにした方がいいとのこと。床の埃が膝をつくのを防ぐためです。またそもそも埃が目立たないように濃い色の服は着ないようにした方がいい。因に赤など発色の高い色の服は、利用者に怪訝な顔をされることもあるので、避けた方がいいとのこと。
いっそのこと白衣がいいのでは思いますが、白衣は医者を連想させ威圧感を与えることがあるという。胸元が大きく開いた服、ローライズのパンツもNG。抱きついてくる男性利用者もいるそうで、高齢だからといって性欲がないわけではないので極力刺激?しない。
白以外の明るい色、暗い印象を与えない等々の条件を踏まえるとパステルカラーに帰結するわけです。こうゆう背景がステレオタイプな福祉カラーを形成しているわけですが、利用者の世代交代が進めば意識も変わってくるでしょう。こういう所からイメージ変えていきましょうよ。
1)スカート・ジーンズ不可
2)上履き(黒い靴底はNG)
3)胸当て(名前記入)のついたエプロン(黒・紺・デニム地はNG。無地が望ましい)
4)長い髪はまとめる
5)香水、マニキュア、のばした爪はNG
6)時計、指輪、ピアス等々のアクセサリー類はNG
ジーンズは、利用者(福祉業界では”介助を受ける側”をこう表現します)に不謹慎だと思われるから。遊びに来ているのではない、ということのようです。黒い上履きは、施設の床を汚すからとのこと。
介助は利用者と身体を近づけます。香水で不快な思いをさせてはいけない、時計、指輪、ピアスは誤って利用者を傷つけてしまう可能性がある。エプロンの胸当て(名前記入)は、老眼の利用者にもはっきりわかるように天地10cm程の大きな文字で記載されている必要があります。
それにしても、「磯村」とでっかく胸に書かれたエプロンをつけた時は、な〜んともしょっぱい感じがしましたよ。しかも、学校が販売しているエプロンを購入したのですが、淡ーいパステルグリーン色(も〜無理だってば)
この他にも、靴下は明るい色が望ましいとのこと。独居老人の自宅は汚れていることが多く、濃い色の靴下だと付着した汚れが目立つのだそうです。そして、その汚れた状態で他の利用者宅に行くのは失礼にあたる。スリッパを履けばとも思うのですが、あくまで仕事として来ているのだからプロとして?靴下のままで介助を行うよう指示をされました。
介助時も極力、膝をつかないようにした方がいいとのこと。床の埃が膝をつくのを防ぐためです。またそもそも埃が目立たないように濃い色の服は着ないようにした方がいい。因に赤など発色の高い色の服は、利用者に怪訝な顔をされることもあるので、避けた方がいいとのこと。
いっそのこと白衣がいいのでは思いますが、白衣は医者を連想させ威圧感を与えることがあるという。胸元が大きく開いた服、ローライズのパンツもNG。抱きついてくる男性利用者もいるそうで、高齢だからといって性欲がないわけではないので極力刺激?しない。
白以外の明るい色、暗い印象を与えない等々の条件を踏まえるとパステルカラーに帰結するわけです。こうゆう背景がステレオタイプな福祉カラーを形成しているわけですが、利用者の世代交代が進めば意識も変わってくるでしょう。こういう所からイメージ変えていきましょうよ。
by isoamu
| 2009-11-22 00:22
| 福祉