2009年 11月 03日
身体障がい者のセクシュアリティコンテスト
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身体障害者のセクシュアリティコンテストが開催されている。身体障がい者のセクシュアリティをとりまく環境の向上を目的に論文、川柳・標語、映像など5部門で作品を募集する。審査にはリリー・フランキー氏、鈴木おさむ氏が名を連ねる。
デンマークでは、1959年に「精神薄弱者福祉法」が制定されたが、この法律には「障がい者の生活は出来る限り一般の生活と同じでなければならない」とされている。「一般の生活と同じ」とは、以下の権利が保障されていることをいう。
(1)住居の保障
(2)活動(教育と労働)の保障
(3)社会生活の保障
(4)選挙権
(5)年金を受ける権利
(6)性生活の権利
「性生活の権利」が半世紀前に定義されているのに驚く。デンマークでは「性欲は食欲と同じもので非常に大切なもの」とされているという。コンドームをつけやすくする補助具、またバイブレーターとそれを固定する為の補助具など これらの器具が無料でレンタル、もしくは提供されているようだ。
日本においてもセクシャリティに関する環境改善を願うばかりだが、デンマークの留学中にはこうした観点でも視察をしてこようと考えている。それにしても北欧の福祉における政策はなんと柔軟なことか。先日、外務省の方と話したが、人口5百万と1億2千万の国とは自ずと進め方は異なってくるというが、オペレーション(合意形成等々)が課題ならば話は早い。やってしまって後で引っ込めればいいじゃん、と思ってしまうのだが日本の慣習はそれを許してくれないのだろうか。
関連エントリー
・リリーフランキー セックスバリアフリー対談(前編)
・同 後編
デンマークでは、1959年に「精神薄弱者福祉法」が制定されたが、この法律には「障がい者の生活は出来る限り一般の生活と同じでなければならない」とされている。「一般の生活と同じ」とは、以下の権利が保障されていることをいう。
(1)住居の保障
(2)活動(教育と労働)の保障
(3)社会生活の保障
(4)選挙権
(5)年金を受ける権利
(6)性生活の権利
「性生活の権利」が半世紀前に定義されているのに驚く。デンマークでは「性欲は食欲と同じもので非常に大切なもの」とされているという。コンドームをつけやすくする補助具、またバイブレーターとそれを固定する為の補助具など これらの器具が無料でレンタル、もしくは提供されているようだ。
日本においてもセクシャリティに関する環境改善を願うばかりだが、デンマークの留学中にはこうした観点でも視察をしてこようと考えている。それにしても北欧の福祉における政策はなんと柔軟なことか。先日、外務省の方と話したが、人口5百万と1億2千万の国とは自ずと進め方は異なってくるというが、オペレーション(合意形成等々)が課題ならば話は早い。やってしまって後で引っ込めればいいじゃん、と思ってしまうのだが日本の慣習はそれを許してくれないのだろうか。
関連エントリー
・リリーフランキー セックスバリアフリー対談(前編)
・同 後編
by isoamu
| 2009-11-03 00:09
| 福祉