講演者と手話通訳者の連携
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「手話通訳に職業病があるの知ってますか?」
「頸肩腕症候群」といって、腕や肩、頸部の筋肉などに負担が集中することで、手指や肩、頸部の筋肉や関節、腱等に痛みを生じ筋力が低下する病気。全身の倦怠感や不眠、イライラなどの精神症状も伴うこともあるようだ。(参考:頸肩腕症候群とは)
確かにそもそも手話通訳は通常は2名で行われる。友人一人にお願いするのは多少軽率だったか。それにしても通訳は、講演者の話し方に大きく左右される。講演者の話を完全に同時通訳するわけではないので要約はつきものだ。しかし、前提条件として内容の理解が必要。たまにわかりにくい講演者がいるが、その場合は(不可抗力で)論旨が一貫しない要約になってしまう。もしくは「わからない」っとこっそり伝えられることも。
講演は講演者だけがやっているわけではない。通訳の立場になって、ですね。