”使い捨て”ではない
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”使い捨て”と書かれていますが、実際は”使い廻し”ています。レンズ付フィルムは写真店でフィルムを現像処理しますが、残った本体はメーカーが回収して新しいレンズ付フィルムにリサイクルします。
考えてみると”写真”という”現像しなければ絵が見られない”という必然が、リサイクルを実現させている要素のように思います。閉じた循環がいかに強固に構築できるかどうかがリサイクルには必要ですが、商品そのものにその必然が組み込まれているというのは、極めて強力なドライビングフォースですね。
なかなかコントロールできるものではないと思いますが、リサイクルを考える時は、商品自体にこうした必然を埋め込むことを意識したいものです。
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